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Winter Story
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作詞 合格証書 |
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夕日が照らしているようなオレンジ色の電灯に
まばらに降り積もる雪は姿をあらわにする
あの時と同じ道なのになぜか今は耐え難い
僕の心が空になってしまったからかな
二人でいたときの小さな幸せや笑顔が
僕の足りない部分を埋めていてくれた
だから君の存在を失った今の僕は
誰の目から見ても頼りない孤独の男だろうね
君を作り出す全ての部分を
分かってあげられたのなら今よりは・・・
愛すべきもの守るべきものを
探してみるといつも答えは君だった
この心は何もかもを覚えている
楽しかった昔も寂しい今も
例えばこのまま変わらず季節が過ぎる中で
君は新しい恋心を見つけて走り出したとしたら
僕は素直な気持ちで前を向けるだろうか
きっと迷惑な苛立ちを隠すだけで精一杯だろうね
時間をどれほど積み重ねてみても
忘れることなどできないものなんだ・・・
空になってしまった心の中を
この雪で埋め尽くしてしまえたら
空を覆いつくす雪たちが
あの時の記憶の断片なら
僕も一緒に溶かしてよ
形なんて残らないように
記憶と一緒に消えてしまいたいんだ
君を作り出す全ての部分を
分かってあげたかったんだ本当は・・・
愛すべきもの守るべきもの
探すたびにつらくなってゆくのなら
もう人なんて愛せない
愛されなくてもいい
愛してはいけない人間なんだ
愛されてはいけない人間なんだ
君を愛していたくせに
君を裏切ったのは僕
わがまますぎる
人を愛すれば愛するほど
人を傷つけてしまうんだ
だから
記憶と一緒に消えてしまうこと
それが今の僕にできる
君への精一杯の償いなんだよ
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