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ポケットがカラになって役立たずのはずの僕
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作詞 来栖川 |
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むかし僕はみんなの夢を叶える力があった
あんな夢 こんな夢 叶えられない夢なんかない
むかし僕はみんなを守る力があった
恐竜だって 海賊だって 僕には敵わない
でも今の僕のポケットの中には
紙クズ一枚さえも入っていない
僕は役立たずだ
もう二度と みんなを 空に自由に飛ばしてあげられない
もう二度と みんなを 世界旅行に行かせてあげられない
きっとみんな僕のことを嫌いになる
みんな 夢を叶えてくれる 僕が好きで
今の僕は 愛される要素が一つもない
ただの口うるさい人形さ
それなのに なんで君は...
※「君と居るのが好きで 他に何も欲しくない」
そう言って 君は 肩に手を優しく置いてくれた
「なにも心配いらないよ もう僕を守る必要はないよ」
毎日 見てきた君の手は いつの間にか
大きくたくましくなっていた
「もう君の魔法は要らないよ 今度は僕が君を守る番さ」
いつか ドジで弱虫な親友は
むかしの僕より強くなってた
※くりかえし
ありがとう 僕は役立たずなんかじゃなかった
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