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扱い注意
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作詞 ♪葉♪ |
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お別れするとき 貴方言ったよね・・
「もうすぐ帰るって事知らせるに しるしに、近くまで帰ったら、ダイヤの指輪、送るから」・・・・・・
私信じて待ってるよ
指輪が送られてくるの ずっと待ってる
待ってるのに
もう今年で4年目だよ
早く 早く帰ってきてよ
ねぇ・・・・
もう 指輪なんていいから
そんな物買うお金もないんでしょう?
ダイヤだもんね
貴方のこと 疑うなんて事はしないけど
もしかしたらもう帰らないんじゃないのかって・・
不安になることくらいあるわよ・・・
そんなことソ\ファの上で考えてたら
家のインターホンが鳴った
『宅急便でーす』
!・・・まさか・・・!
私は階段を駆け下りていった
けどそれは貴方からの物じゃなかった
私はとても悲しくて
帰ってこない悲しさと
会えない苦しさと
忘れてしまったんじゃないかっていう不安とで
貴方と別れて始めて泣いた
そしたらまたインターホンが鳴って
『宅急便でーす』
私は希望の一つ持たずに
泣きながらまた玄関を開けた
宅急便の人が持っていた物は
貴方の名前が書いてある 小さな小さな小包みだった
【扱い注意】
私は体の全ての力が抜け落ちちゃった
震える手で ゆっくり静かに 小包を開けたら
私の目を乗っ取るような輝きで
小さな丸いダイヤの指輪が光ってた
それを指にゆっくりはめていくのと同時に
また玄関が開いたの
そこには見覚えのある おっきな男の人が立っていた
懐かしい あの笑顔で
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