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一生
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作詞 ich |
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何も知らず、何も持たずあの空から落ちてきた。
いつか帰る。その時にはみんな同じ場所で
暮らせるかな?
この平凡な一生に憧れる人もいるだろう
この満ち足りた人生を虚ろう人もいるだろう
この世界で君に初めて会った時、泣いていたのは
悲しくて?嬉しくて?それすら忘れてしまうくらい
このひと時の一生を儚いと嘆く人もあるだろう
このひと時の一生を永遠と憂う人もあるだろう
僕は空も飛べないほどに、重い服を身に纏った。
生きるほどに、強くなるほど
あの空から遠ざかる
この理不尽な一生を運命と呼ぶ人もあるだろう
この理不尽な一生を君も運命というだろうか?
傷つけずに、悲しませずに僕らは生きてはいけない。
それでもそう願う。そうしたいと思う。
だから苦しいほどに、抱きしめてしまう。
この次があるのだろうか?
この前があっただろうか?
そんなことは誰も知らない。
ただ、確かなことはこの瞬間に生きている。
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