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冷たい月が背骨を照らす
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作詞 D×2 |
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凍った桜の花に くちづけて
愛しい言葉を吐いて
塀の上に立っている
狂おしい瞳の光
追いかければ追いかけるほど
どんどん遠くなるもの
ハリガネの匂いが好きで
思い通りの夕暮れ
線路の向こうに見える
灯りを今すぐにください
軟らかく冷たく光る
あの夜を僕にください
純情に付けられた紅い値札
毟り取り笑っていた頃
喉の奥に染み込んだ
都会の夏の夕暮れ
逃げれば逃げるほどに
愛しくなっていくもの
何度も夢に思い描いた
お手本どおりの感情
夜空に散りばめられた
命を今すぐにください
綺麗なほど残酷に見える
あの星を僕にください
降り積もる雪も
やがて跡形もなく消える
何もかも消えた地で
踊る風が美しい
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