|
|
|
♯−シャープ−
|
作詞 アウトレット |
|
生まれたての僕はぎこちない動きで手を振った
その手には指揮棒があり 左胸には楽団
演奏が始まった それと同時に僕の足は
五線譜の上に音符達を 次々と付け足した
途中、
マーチやワルツやロックやクラシックなどのリズム
でも今僕は短調の中
僕の人生の楽譜にポツンと書き足した「♯」
上に上がろうとしたけど 滑り落ちて不協和音
いろんな種類の音符が飛びかっている
それも操れない僕は 下手なコンダクター
どのくらいのページになっているんだ 僕の楽譜は
何楽章かに分かれてる と、すれば今は悲劇の場面?
ト音記号となった温もりは今は遠くて
ふと見ればそのすぐ側にフラットの固まりが
逃げ出す場所もないまま ただ五線譜は流れる
今は休符を書き足したい
僕の人生に無理やり書き足した「♯」
長調に這い上がろうとしても 結局、不協和音
美しいメロディー 材料はそろってるのに
逆に音符に操られる僕は ダメなコンダクター
僕の人生の楽譜にポツンと書き足した「♯」
上に上がろうとしたよ でも今回も不協和音
いろんな種類の音符が飛びかっている
それも操れない僕は 下手なコンダクター
|
|
|