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触れない掌
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作詞 1Tz_M-Y DRI-m |
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秋の吐息を連れた
夕焼けの元に座り
僕はただ思い、見る
誰もいない世界に
ただ一人生き残る者の罪を
君は笑えるでしょうか
柊たちは答えることなく
赤く染まるほほに 流れる涙を拭わずに
うたいつづけよう
触れない掌は
ただ風の中を彷徨えるのだとしても
それはただ君のために
過ぎた日の物話を
かなえたいと願った
ただ君が欲しいだけなのに
普通に生きてゆくことにさえも
ひどく不器用な僕は
ただ無力で 壊れてゆく
柊たちは小さく揺れた
あの闇さえ消え去ってゆく
昔の色を隠すことはできずに
触れない掌が世界を汚さぬように―\―\―\―\
―\―\―\触れるようにそっと 別れを告げた
願わくば君のために
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