|
|
|
YOU
|
作詞 芭爾羅 |
|
冷えた手を振った放課後
鼻先はもう感覚さえなくて
そびえたつ見慣れた校舎を
ちらりと横目で見ただけ
「あと少し」お互いに急かして
たまに嫌気がさすけれど
助け合うことが少しずつでも
わかりかけてきたみたい
明日なんてわからないから
生きるのが疲れるときもある
それでも必ずやってくる運命に
よけることもせず立ち向かっていこう
数えきれない一瞬一瞬を
いくつの心にしまったらいいのかなぁ
君というかけがえのない時間を
僕は忘れはしないだろう
かじかむ手で握った卒業書
枯れてゆく花が愛しくて
どこまでも続くような廊下を
ゆっくり歩いてみたくなった
「さぁ進もう」手をとりあいながら
ここまでこれたんだね
大切なものがすぐ傍にあること
わかりかけてきたみたい
未来なんて誰も知らない
「明日は何が起こるのかなぁ」なんて
絶望と希望が混ざり合って
泣きたくなるのを堪えても進んでいく
何も変わらない景色も笑顔も
別々の道を歩んでゆくけれど
君というかけがえのないあの日を
僕は力に変えるだろう
数えきれない一瞬一瞬を
いくつの心にしまったらいいのかなぁ
君というかけがえのない時間を
僕は忘れはしないだろう
僕は力に変えるだろう
|
|
|