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あぁなんて馬鹿なんだろうなって。
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作詞 あいる |
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自殺を止めようと思ったのも
初めての男友達が出来たのも
それなりに自分の個性を受け入れる事が出来たのも
全部全部バスケットボールのお陰だった
大好きなんだバスケ
でもだめなんだ
大好きなんだけど
出来ないんだ
そりゃぁ中学にあがって
ノリノリでバスケ部入った
でも辞めちゃった
みんなに迷惑だと思ったから
ついていけなかった
頑張ったんだけど・・・・
酷い過呼吸な上に
目に障害があってほとんど見えないんだ
パスは変な方向に飛ばしちゃうし
すぐバテるし倒れるし
気が付いて周りを見たらさ
「あぁ辞めなきゃいけない・・・。」って思ったんだ
でも違うかった
ただ逃げているだけだった
悲しいぐらい
「あぁなんて馬鹿なんだろうな。」って
なんでだろう?
目が見えなくたって今までバスケをしていたのに
過呼吸だって広いコート走り回ったのに
なんで辞めちゃったんだろう・・・・
毎日毎日手が疼く
得意のスリーポイントシュートの瞬間を思い出して
毎日毎日のどが詰まる
いつも司令塔として叫んでいたのを思い出して
あぁバスケットがしたいよ
って今更また思ったよ
もう戻る事も出来ないのに
馬鹿みたいに気が付いたらボール抱えてた
あぁバスケットがしたいよ
ってどうしようも無く思ったよ
ハハハハハ
今日も人差し指の上ボールがまわっているよ
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