|
|
|
おじいちゃん、おばあちゃん
|
作詞 そら |
|
おじいちゃん おばあちゃん
いつまでも いつまでも あたしを見守ってて下さい。
あたしは もう大丈夫。
お父さんにもお母さんにも迷惑かけないから。
だから 心温かく 見守っててください。
あたしが生まれたとき 一番喜んだのは おじいちゃんとおばあちゃんなんだって。
お母さんが言ってた。
あたしに おじいちゃんとおばあちゃんとの思い出は これっぽっちもない。
だから みんなが羨ましかった。
顔も知らない。見たのは写真だけ。
寂しかった。お年寄りとの交流会 みんな おじいちゃん おばあちゃん居るのに あたしはいつも先生だった。
みんなあたしに聞くの。
「おじいちゃんとおばあちゃんは?」って。
おじいちゃんとおばあちゃんね 死ぬ前に言ってたんだって。
「いっぱい 遊んであげられなくてごめんね」って。
ごめんね。あたしばっか悲しいとか言って。
お母さんもお父さんもおじいちゃんもおばあちゃんも
みんなみんな 辛かったんだよね。
顔も知らない。思い出もない。声も知らない。ぬくもりも知らない。
だけど 大好きだよ。もうあたしは大丈夫だから。
だから 天国から 見守っててください。
あたしがちゃんと 一人でも歩けるように。
おじいちゃん おばあちゃん。
あたしはもう大丈夫。ちゃんと生きてます。
だから いつまでも いつまでも 心温かくこのあたしを
見守っててください。
|
|
|