|
|
|
『こんなハズじゃなかったの。』
|
作詞 あいる |
|
紅い血が流れ落ちる
何本も何本も
こんなハズじゃなかったの
小さな痛みが波のように打ち付ける
もう片腕に握られたカッターナイフ
床に落ちて虚しい音が響いた
助けてなんて今更言えなくて
もう自分じゃコントロール出来なくて
ただただぼうっと血を眺めてた
こんなハズじゃなかったの
初めての時は「興味」も混じってた
1回だけだとそう本気で思ってた
でも何日かして
小さな小さな悲しい事があって
気が付いたら血まみれのナイフ 片手に握ってた
弱い弱いあたし
それから何かあるごとに
血まみれのナイフ片手に
こんなハズじゃなかったの
本気で1回だけだと思ってた
自分を傷つけるなんて馬鹿だと思ってた
こんなハズじゃなかったの
気が付けば血まみれのナイフ
いつも肌身離さず持ち歩く馬鹿な自分
でもね
これでしか落ち着けないの
今はもうこれでしか対処できないの
自分を傷つけることでしか
「生」がわからないの
どうしようもできないの
死にたいわけじゃない
ただ 消えたい
透明になりたい・・・・
こんなハズじゃなかったの
せめて・・・・お願いだから
あなたはこんな風にはならないで・・・・・
|
|
|