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靴隠し・・・・・
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作詞 729 |
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あの日から 私の中の歯車が
狂い始めていた
学校に着いた 待っていたのは
自分だけ靴がない 靴箱
また今日も あの一日を
過ごさなければならないのか・・・
もうこれで 何回目だろう・・・
そう思うと 気が重くなる
初めて隠されたのは 一年前の一学期の初め
あの日からもう 一年も経っている
未だに犯人は 見つかっていない・・・
教室に着いた 皆の眼は
なんにも履いていない 足を見ていた
そして私は いつもの様に
『全然平気だよ』
という風に 堂々と笑っていた
けど本当は つくり笑いをしていた
心の中では ズタズタに
傷だらけになった 自分が居た
皆には この心の中を見せなかった
誰を信じたらいいのか わからないから
もし信じていた人が 隠してたら・・・
そんな事をいつも考えてた
今こうやって 一緒に話をしている人が
隠したのか!? それとも
あまり話さない あの人達が・・・!?
そんな不安と恐怖を 毎日抱え
怯えながら 過ごしていた
そして今 私の中の歯車は
もう動かず
止まってしまった・・・
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