|
|
|
ありがとう
|
作詞 ★☆ナナちゃん☆★ |
|
大きな背中
茶色い髪
少しキツい香水のにおい
アナタの全部がスキ。
アナタの全部がいとおしい。
アナタと一緒に,
学校帰りに手をつないで帰ったコト。
休みの日に,公園でデートしたコト。
ただ,ベンチに座ってなにもしゃべらなくても,
アナタと寄り添っていられるコトが,しあわせだった。
アナタのとなりは,
ポカポカしてて
安心できて
アタシの全部を包んでくれる気がして,
大好きだった。
アタシの一番スキな場所。
それは,
アナタのとなり。
でも・・・
そんなアナタのとなりに,アタシはもういるコトができない。
なんでだろう?
どうしてだろう?
アタシから,別れを告げたくせに。
アタシが自分で望んだことなのに。
何でこんな気持ちになるんだろう?
苦しいよ。
苦しくて,息がつまりそう。
アナタとすれちがうたびに,
アタシの大好きだったすこしキツい香水のにおいがする。
アタシの大好きだった茶色い髪がなびく。
ふりかえると,
そこにはまた
アタシの大好きだった大きな背中がある。
今すぐアナタの隣に行きたいよ。
行って,ギュって抱きつきたい。
行こうと思えばスグに行ける距離なのに,すごく遠い。
どんなに手をのばしても
ジャンプしても
どんなにもがいても,もう届かない
前はあんなに近くにいたのに,今はもう手の届かない所にいるアナタ。
そんなアナタを見るたびに,苦しくなる優柔不断なイヤなアタシ。
ごめんね,
アタシ,こんなに優柔不断で。
でも,
少しずつ,アナタとの日々をいい思い出として,心にしまっていくから。
ありがとうね,
こんなアタシとつきあってくれて。
大好きだったよ,
ありがとう。
|
|
|