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足音
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作詞 晴 Hal |
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朝 足早に歩く駅前
後ろから聞こえる足音に
少しペースを落として
何気ないふりで 振り返る
少し 眠そうに髪をかき上げ
気付いていましたって風な態度で
平然と話しかけてくる
偶然装って 歩調合わす
踵をこする足音 あなたの癖に
耳を傾け歩調をゆるめては
今日も「偶然」が生まれた
いつの日かその 気だるげな足音が
いつも隣を歩きますように
楽しい ひと時もすぐに終わり
駅の改札で「じゃあ」って別れる
だんだんと去っていく
あなたの足音は 遠くなる
ああ そうだったあの足音は
私のものじゃなかったんだ
少し落としたペースは
愛しさが絡まり 戻らない
踵をこする足音 あなたの癖に
耳を傾け歩調をゆるめては
今日も「偶然」が生まれた
いつの日かその 気だるげな足音が
いつも隣を歩きますように
いつも
私の隣を歩きますように
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