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雨
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作詞 銀狼 |
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ゆるい雨が空から落ちる
気だるいリズムを狂わせずに
傘のカーブを撫でて落ちる
ああ恋人達が嬉しそうに
ひたすら濡れながら歩いて行く
傘なんか持っていなくても
きっと僕より幸せなんだろな
疲れきった純情や正義を
蘇らせるには弱すぎるけど
針のように心に刺さる
空に大きな叫びを放ちたい
生きる意味が知りたい
とてつもなく淋しくて 雨 雨
黒い街に静かに注ぐ
醜いネオンを曇らせる
全てリセット出来そうな夜
ああ黒い子猫が震えている
それでも直向きに歩いていく
媚びない瞳に血が滲む
情を差し込む隙さえも見せずに
汚れきった如何様の世界を
洗い流すには弱すぎるけど
風に乗った涙を溶かす
空に大きな叫びを放ちたい
僕の声は響くの
当ても無く彷徨うだけ 雨 雨
この雨が上がる頃には
濁りきった太陽が
きっと何食わぬ顔で
僕を照らすのだろう
空に大きな叫びを放ちたい
生きる意味が知りたい
とてつもなく淋しくて 雨 雨
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