|
|
|
平和主義者
|
作詞 アルミシン |
|
傷付け合う事に何か意味があるのなら
笑い合う事の意味はどれほど重要なんだろう
太陽は皆に平等に陽を与えるし
全ての人は平等な地を足で踏みしめている
何年もの歳月を重ねてきた命
掛け替えのない魂を奪い去るのは一瞬だ
意味の無い血を流すのを拒むのならば
代わりに罪の無い者の血を流さなくてはならない
消えていく沢山の轍
叶わぬ夢をどこにぶつければ良いのか
増えていく憐れみの想い
届かぬ腕をどこへ伸ばしたら良いのか
何故泣く?憎む?おののく?
世の中に広がる漆黒の感情
地を見て欲を蔑む
薇仕組みの人形も笑わない
例えれば線香花火のように儚く
例えれば藤色の雪が舞い落ちてくるような
物悲しく不可思議な流れの中では
共存を願う言葉などドミノのように崩れ去る
嬉しかったあの日の思い出
もう二度と求める事は出来ないと知った
楽しかった友と過ごす日々
再開を誓った友はここにはいない
何故武器を取り戦う?
純粋な笑顔はもう戻らないのか
子孫に深い傷負わせ
償いの人生を用意して良いのか
バラック景色の平和も
泣き笑いした良き時代も
無心で空を眺めた事も
戻らないと気付いた時君は何を思う
何故笑う事を危ぶむ?
与えられた当然の権利なのに
咲き誇る綺麗な花も
根を摘み取れば腐ってしまう
荒みきった土地にもう花は咲かない
|
|
|