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慈悲なる愛の物語
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| 作詞 天観聖 |
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あの丘の上で君は 美しい歌声を響かせていたね
僕は木の陰から ずっと見つめていたよ
ずっと聞いていたいと思った その快い歌声を
眠りに落ちるまで
気が付けば目の前で 君の顔が疑問符を浮かべていた
慌てて飛び起きたら 君の笑い声が聞こえた
なぜだか分からないけど ずっと見ていたい
君の笑顔だけを
日の光に照らされながら 再び君は歌い出す
そんな君の微笑を見ながら 手を伸ばした
君を笑顔だけを抱き寄せた 強く抱きしめた
その髪も その声も 微風に靡く
ただ愛したいんだと 素直にそう思える
ここから 始まる 物語を 壊さないように……
ここで君を見つけるまで 独りで帰り道を歩いていた
だけどこれからは 君と二人で歩くんだ
今までずっと夢見てた そんな君と過ごす時を
ここからなんだ
空っぽの部屋と心が いつもの風景だったんだよ
そんな寂しい場所に 君の笑い声が響いた
なぜだか分からないけど ここが暖かい
二人だけの部屋が
冷たかったこの場所に やわらかい光が灯る
そんな君の笑顔だけが 僕を癒してくれる
君を笑顔ごと抱き寄せた 全て受け入れた
その仕草 その瞳 全てが眩しい
傍に居てほしいと ずっとそう願っている
ここでは 終わらない 物語を 壊さないように……
夜になっても君だけは いつまでも暖かかった
冷たく凍える寒ささえ 君と一緒なら何ともなかった
君を全部抱き寄せた 強く抱きしめた
その笑顔 その歌声 愛しすぎるよ
ずっと寄り添っていたい 君の笑顔が見ていたい
この先も 永遠に 遠く長く 物語が
ずっと続くように……
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