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君という光
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作詞 向。 |
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傷つけて傷つけられてそんな自分に傷ついて
手に入れた翼
『傷だらけの夢』
ほしかったのはこんなものじゃない
“君という光”
いつしか忘れてく幼い頃の夢をまたひとつ見失って
叶う夢、叶わぬ祈りがあること
また気づいた
時を重ねる度
忘れていく夢、廃っていく思い、濁っていく心
失った愛を探して
あれから時は過ぎ
僕もそして君も変わってしまった
忘れたいのに忘れられない
思いでさえも消えてしまいそうで
いつからか君は硝子に映る僕の影を見つめていた
あの瞬間から君の心はもう僕じゃなく
誰かに移っていたんだね
永遠の愛なんて永遠にない
こんな僕もいつかは君を忘れ
めぐりあう大切なひとに
何かをあたえることなどできるのだろうか
願いはいつも僕の横をすり抜けて
大切なものを、大切なひとを失ってばかりいる
それでもまだ信じている
あの瞬間のいつか 今があること
この瞬間のいつか 未来がくること
行き場を失くした思いが闇に佇んでも
氷が溶けて春になるように、やがて消えゆくこと
そしてまたひとつ大切なものを失った
またひとり大切なひとを見つけた
それもきっとひとつの交差点
もっと大切な《何か》を得るために
大切だった《何か》を失った傷
このモノクロの世界がカラーになるまでに君を忘れよう
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