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終電駅
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作詞 HaL |
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大きな荷物 直前まで詰め込んでた
君の空っぽになった 部屋をあとにして
なくさないようににぎりしめた切符は
一枚 片道 「もう戻らない」
時間ギリギリ 駆け込んだ車両と
ホームの隙間は 異様にひどく遠くて
背伸びして 腕をにぎしめ
キスをした なにもコトバなんてでてこなくて
動き始めた 電車の窓
振る手が 震えて 寒くて
追いかけることもできないよ
「行かないで」・・・
手紙を書いた 下手な文字で連ねた
君へ渡したままの 気持ちを尋ねて
「なくさないままでいてね」小さく呟く
返事は来ない わかっていたけど
真っ赤なポストに 握りしめた封筒
見られないように キスをしていれた
願いこめて 胸が泣いてて
倒れた なにもコトバはでてこなくて
動き始めた 電車の窓
振る手が 震えて 寒くて
追いかけることもできないよ
「行かないで」・・
行かないで
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