|
|
|
宇宙遊泳
|
作詞 スカイハイ |
|
君と一緒に僕の部屋から見た星空は望遠鏡越し
自分の目で見た空はあんなに遠く感じるのに
丸い視野からはあの光たちが手の届く距離にある気がする
いつか君とともに約束を胸に抱え
僕らは内緒で素敵な計画を立てた
みんなを驚かせてやろう いや僕らの幸せのためにかも
片道だけのチケットを2人分買って
地球発 宇宙行きのロケットに飛び乗った
3.2.1 夢と僕らを乗せて開かれた世界へ まだ見ぬ世界へ
振り返れば青いはずの地球は 何故かキャンバスに水をこぼしたかのように滲んで見えた
ああ僕らが涙していたからかな
もう戻れないと知りながら君は僕についてきた
僕らの足跡は誰も知ることもないし ましてや教科書に載るわけもない
静かな冒険に僕らは夢を重ねる
君と目を合わせ 僕は軽く笑みをこぼし頷くと
僕らはロケットを捨てて外に出てみた
目の前に広がる天の川 星たちの流れ
望遠鏡で見たときとはまったく違う別世界
あの恋人たちの巡り合い リアルタイムの鑑賞会
銀河に浮かぶ小さな僕ら 平泳ぎの形で宇宙遊泳
小さな頃に絵本で見た月に浮かんだうさぎのシルエット
今地球にいる人たちが空を見上げたなら
きっと月には僕らの影が映っているだろう
僕らの静かな冒険はきっと誰も知ることはないだろう
それでも僕らの夢は叶った
丸い視野での宇宙遊泳
それはきっと流れ星
誰かの願いがまたどこかで叶う
|
|
|