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ありがとう
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作詞 葵桜(みお) |
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いつも笑顔で挨拶してくれていた あなたは
この部屋のアイドルだった
病気で苦しいはずなのに いつも笑顔で心配してくれた
境界線をまたぐかもしれないこの場所で
あなたは輝いていた
私が 痛みになきだしたとき
苦しい呼吸しながら 私の背中さすってくれた
「だいじょうぶ」と笑顔で背中さすってくれた
しわしわの小さな手で・・・
私の苦しみは時の流れで消え去って
でも あなたは暗い個室の中で
戦っていた 生きるか死ぬかの道を進む
あのときの笑顔を 出そうとしてる あなたが
天使に見えて 思わず涙あふれた
痛みに体を打ち振るわせて 柵を折れるほどにぎって
笑顔になろうとする あなたに
私は 無力さを感じた
小さかった体が半分になって 命のマラソ\ンを
ゴールしたあなたは 安らかだった
今度は私があなたの背中をさすりながら
こう言いたい・・・「大丈夫」と・・・
ありがとう あなたがいてくれたから
私は もう大丈夫 命を大切に生きていきます
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