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よるのこないまち
作詞 冴凪 未悠
地球の裏側 地の果ての向こうに
ひとつのちいさなまちがありました
人はまばらで 穏やかで
でもどこか寂しい空気をしていました

ある日少女が一人きりで
町をふらふらと歩いていました
握り締めた小さな手の中には
一体どんな想いがあったのでしょう

夜の来ない町 日は沈むことはない
植物は枯れ果てる 太陽の支配する町
いつも明るくだんだんと輝きを増す
だけど人の心に日は昇らない


みんなが寝息を 立てる頃もこの地は
空には太陽が昇っています
人はいつも 動かない
まるで石化しているようでした

その中少女は一人きりで
何かを求め歩いていました
足取りはふらふらとしていて
今、熱く乾いた地面に倒れこみました

夜の来ない町 どうか月よ助けて
日だけ昇り続け 動くのは少女だけ
少女の心から離れない孤独感
ただ流れていく無情な空気

きっとあの日から止まったまま
世界が醜い争いをした日
人はみな固まって動かない
草木もずっと苗のまま
何十\年も前からずっと
この少女だけが年を取らずに
長く冷たい日々から必死に追いかけていて
その先には一体何があるのだろう
夜の来ない町
よるのこないまち

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル よるのこないまち
公開日 2005/08/31
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 新パターンです。物語風に書いてみました。ちょっとゾクっとくるところがある・・かも!!読んでいただければ幸いですvv
冴凪 未悠さんの情報
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