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赤い風船
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作詞 はちみつ |
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退屈な日々にも飽きてついたため息はこれで何度目?
得意の独り言もそろそろネタが尽きてきた
後ろめたいことはいつでもぐしゃぐしゃに丸めては
捨ててきたのに
どこにゆけばいいの どこまで行けばいいの
不確かな毎日に舞い上がる赤い風船
満たされないような わだかまるような
紫色の夜空が今日も忍び泣いている
怪訝そうにこの街を訪れたのは今日で何度目?
大好きな高層ビルも輪郭が良く見えない
やってきたことはなんでもハナマルをつけては
心にしまってきたのに
いくらおどけてみても いくらおざなりにしてみても
赤い風船はただ舞い上がる
こんなはずじゃなかったと なだれるように
紫色の夜空が今日も忍び泣いている
単純な答えを出すには時間はあまり必要とせず
答えを導こうとすることはあまりに遠く暗い
どこにゆけばいいの どこまで行けばいいの
不確かな毎日に舞い上がる赤い風船
満たされないような わだかまるような
紫色の夜空が今日も忍び泣いている
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