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蛇と月
作詞 烏丸
街の片隅に 蛇がとぐろを巻き
見上げるその先に 大きな月がひとつ

曇ったその目には 月は大き過ぎて
蛇は鎌首を ゆっくりと持ち上げた

蛇が月に想うのは 憧れか憎しみか
蛇が月に願うのは 幸せかそれとも?

月光は蛇の身体に注ぎ
ゆっくりとその身体を流れ
蛇は遥か彼方を見つめ
月の向こうに 何かを見つける

街の片隅で 衰えた蛇が一匹
有害物質を 小さな身体に詰めて

月が蛇に与えるのは 幸せか安らかな死
蛇が月に望むのは 静けさかそれとも?

月は蛇に惜しむ事無く
月光をその身体に注ぐ
蛇の瞳に映ったのは
銀の涙 月と同じ色

蛇が月に想うのは 愛情か憎しみか
月が蛇に想うのは 慈しみか……それとも?

もうこの街に蛇は居ない
月は何事も無く輝き
でもかつて蛇が居た片隅に
何時までも 月光が注ぐよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 蛇と月
公開日 2003/05/30
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コメント 蛇は 月を想い月は 蛇を想い。
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