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夢を見ました
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作詞 @組 |
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夢を見ました
なんだか戦争中でした
家に敵が来そうでした
家族で逃げることになりました
“私だけ家に残る”とワガママを言いました
あっさり認められました
夢の中の家はやはり本物とは違いました
ウチにはない通路がありました
“そこに隠れればきっと見つからない”
そこに隠れることにしました
もうじき敵の兵隊がやってくる・・・
“怖いけどしょうがない”自分に言い聞かせる
そして私に家族と別れるときが来ました
その時母が“もう16歳だから”
と言って私の唇に紅を塗りました
見たこともない優しい顔をしていました
夢なのにリアルな感触でした
そして家族と別れひとりで家にいました
見つからないと思ったのに兵隊に見つかってしまいました
見つかった瞬間私の目は覚めました
起きると私の瞳には涙がたくさんたまっていました
きっともの凄く怖かったのでしょう
夢だけでこんなに怖い思いをしました
本当に戦争中の人たちはどれだけの怖さを味わっているの・・・?
想像もつかない
もう嫌だと思いました
ありふれた言葉ほど大切な必要な言葉はないように思います
【二度と戦争はやってはいけない】
聞き慣れているけど今もどっかでやっている
それが苦しい
だって私よりも小さい子がアレよりも
もっともっと怖い思いをしているのだから・・・
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