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orange
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作詞 藍色 |
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風に擦れ合う髪の毛
耳のすぐ傍からから聞こえる寂しげな音楽たち
空高くに見える夕陽を見ながら、一歩一歩がとても遅く感じる
昔、あなたは言っていた
愛がどんなものか分からないけど、君と居たいと思うのって愛だよね?
私は少しの間考えて、彼の言葉の余韻に浸った
和やかに過ごした君との時間を
昔のドキドキを少しだけ心に抱きながら想う
イヤホンを外して見てた夕陽を、私と私の影がゆっくりと追う
昔、あなたは言っていた
僕に夢はないけれど、今は君とずっと居たいって思うんだ
はにかんで笑ったあなたの顔を、瞼の裏で思い出す
愛しくて愛しくて
映るのはあなたの笑顔ばかり
オレンジ色の夕陽が笑ったときのあなたの顔そっくりで…
涙が引いた後
私は外したイヤホンを耳に戻し歩き始める
寂しげな音楽たちが頭の中のあなたを消し去って、
私をまた少し前の日常に戻していった
愛しくて愛しくて愛しくて
聴こえるのはあなたの笑い声ばかり
あなたが死ぬほど大好きで、失った悲しみが痛い、痛い…
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