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影落(カゲオチ)
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作詞 光陰 |
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嘘つきなわりに 嘘は上手につけないみたい
俯いて 隠した頬の色は
ふたりを包む夕日よりも赤いはずだから
頬の色は 君への想いそのものだから
止まったままの時間を 動かす役目は
たったひとり 僕にしかないなんて
誰も背中を押してはくれないだろう
空を仰いだら溜め息も僕に戻るから
正しい答えは いつだって分からない
そんなもの 知らなくてもいい
影の長さで分かる お帰りの合図
もう少し あと少しだけ
ほんとはもっと君といたい僕の我侭
掴んだ裾に蝉の声が降りるよ
弱虫なわりに 君への甘え方を知らないみたい
転んで 擦りむいた膝小僧は
明日の涙より痛くないはずだから
涙の数は 君への想いそのものだから
無限の可能\性を信じられるほど
まだ子どもで あるわけじゃないんだ
影の長さで分かる お帰りの合図
もう少し あと少しだけ
ほんとはもっと君といたい僕の我侭
掴んだ裾に蝉の声が降りるよ
視界が急に 狭くなった
手を伸ばせば すぐそこ
届く距離に君がいたから追い駆けるんだ
このまま流れ込んでしまえばいいのに
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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