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温もり
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作詞 まるみーちゃ |
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僕はひとりでかくれんぼをしていた
暗い部屋でただひとり
カーテンを開ければ光が入ってくるのに
電気をつければ人工の光が照らしてくれるというのに
僕はあえて開けなかった・・・
隙間からの光も許さなかった。
そんな光でも僕には眩しすぎた
どうせ誰も見つけてくれないんだから
案の定足音さえ聞こえない
僕は暗闇になれてしまったようだ・・・
僕はここで何がしたいんだろう
生きる理由を探してるの?
でも手探りじゃなにも見つからないよね
一生暗闇の中で暮らすのかな。
僕の中を不安と悲しみがさえぎろうとしたとき
僕の手を握る暖かい手
すかさず僕は聞いてみる
「僕は何のために生きてるのだろう?」
こんな質問して何かが変わるわけでもない
嬉しい答えを期待しているわけでもない
何で聞いたんだろう・・・
でも僕の手を握ったあなたは
僕の予\想を裏切ってこう答えた
「わたしのため。」
そして僕の手に暖かさを残したまま去っていった
今まで流すことを忘れていた涙が流れた
今まで寂しさでからっぽになってていた心がいっぱいになった
そして何年ぶりか・・・
カーテンをいっぱいに開けた。
青いきれいな空が広がっていた。
はじめて太陽が僕を見つけてくれた
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