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さいご
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作詞 きなこ |
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あなたからの突然の別れに 少し驚いたけど
本当はその場で 泣き崩れてたかったけど
そんな時にまで
意味なく強がっちゃって
余計な言葉しか 言えなかったの
あなたはあの道 覚えてる ?
あの夜のこと
いつもより うんと会話がなくて
遠くで聞こえる 蝉の音を ただ 聞いていて
頭がどうかなりそうだった
あなたからの突然の別れに 少し驚いたけど
今になれば あれは突然なんかじゃなかったね
震える足をどうにか隠して
涙の溜まる目を見られないように 下を向いて
泣きそうな声に気づかれたくなくて
「 うん 」 しか言えなかった
本当はその場で 泣き崩れてたかったけど
そんなことをしてたら あなたは余計 困るでしょ ?
それとも もう一度 考えてくれた ?
切り離した ふたりの未来を 少しは繋いでくれた ?
どうしても あなたじゃなきゃダメなのに
そんなこと あなただって知ってるはずなのに
力を込めた 握りこぶしは 震えてた
こんな時にまで
意味なく強がっちゃって 余計な言葉しか 言えなかったの
「 わかった ばいばい 」
頭の中 色んな色の糸が絡まってた
ばいばいって振った手は 隠れて震えてた
最後まで 「 好き 」 なんて言葉 言えなかった
一番強く思っていた気持ちなのに
これ以上 一緒にはいられないから
今あなたと歩いた道を ひとりで歩いた
本当は 引き止めて欲しかったよ...
本当は 最後まで一緒に歩きたかったよ...
一人で歩く道は 広くて
本当に あなたはいないんだって思うと 涙が出た
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