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夕霧
作詞 mono
紫の黄昏
跳び舞う紺の闇
この空間に象られた僕を
君は想ってくれるかな

焦げ色の葉の先
過ぎ去る温い風
待ち合わせてた蝉時雨の下で
遅れた君は駆け寄った

夕立は染み付いた夏を冷やして
僕だけが熱すぎる胸をそのままに
まだ鮮やかなあの日さえすり抜けてく
あの薫りを陽射を笑い声を
もう一度
もう一度 
夏をください



どのくらい呼んだか
今更に君の名を
向こう側から濁りくる雨雲
君の街から届く雨

深々とチクリと
焦げた肌に染みる
痛すぎるんだじんわり化膿して
こんなにももう腫れている

夕立は染み付いて僕を放さず
瞳さえ渇くことはなくぼやけてる
その水晶に君だけが映ってるよ
あの薫りを陽射を笑い声を
もう一度
もう一度 
夏をください




気付けば横では真空が
淋しさを吸い込んでいて
連れ添って静かに歩いた
並木道は湿ってた

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歌詞タイトル 夕霧
公開日 2005/08/22
ジャンル ポップス
カテゴリ 失恋
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