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TSU・BO・MI
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| 作詞 砂羅 |
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TSU・BO・MI
雨の入学式
桜なんて咲いてない
つぼみは雨に濡れ 音も無く静かに落ちる
僕のつぼみも落ちるだろう
雨の空間 音も無く消える
恋のつぼみ 永遠に花にはなれない
つぼみ 消えて 早１ヶ月
空の色も変わり いつもといっしょの日々
「片想い」なんて 経験しないと思ってた
その考えを 根本から否定した笑顔
つぼみと頬が淡く色づいた
快い風のような存在 桜の木には必要で
その笑顔を 僕のものにしたかった
影が出来る夕日 窓際のはち植えのつぼみに
快い風は もう吹かない
花になるかと待ちわびた
今日のこの時 この場所で
色づいたつぼみ差し出して
頬は淡く染まり
「つぼみ」落ちた 今日の雨の午後
快い風 吹くと信じて
つぼみつけて 待ってたのに
ついに風は 吹いてくれなかった
雨の空間 音も無く消える
恋のつぼみ 永遠に枯れたままであろう
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