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ココロ
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作詞 娑羅双樹 |
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全てのものにウソ\をついてきた
何を求める?心は何を訴える? そんなもの知るかよ
目を閉じて胸に手を当てたって分からないのに
そうなったのを他人(ひと)のせいにするのか?
自分が原因だって分かってるんだろ?
自分の弱さすら認められない腰抜けが
意地なんか張ってるからダメなんだ
あぁ、俺は偽りの自分を作りすぎた
本物の俺が分からないじゃないか どうするんだよ?
ショーウィンドウに映る俺はくたびれたスーツを着て
死んだ魚のような目で何かを訴える
あれ これなんだよ?
俺の目に映ったのは錆び付いたココロ
いつのまにこんなんになったんだ?
俺にだって夢(いろ)は会ったはずだ とうの昔に忘れたけどさ・・・・
何だか悲しくなってきて 泣き出しそうな顔をする
無性に悔しくなってきて アルミ缶を蹴飛ばした
ガキのころ望んでいた大人がこんなにも寂しい生き物だなんて
幼いころ作った秘密基地があった街外れのゴミ捨て場
ガラクタの中から昔捨てたガラスのココロ求めて
ダイヤモンドみたいにキレイな物じゃないが
俺にとっては何より大切な宝なんだ
あれ?ここにはなかったか・・・・
汗かいて探したのに見つけられなくて
だまされた気分でまたアルミ缶を蹴飛ばした
これから宝探しゲームでも始めるか
俺のココロを見つけるために
小学生に戻った気分でわくわくしながら歩き出す
懐かしいレトロなオンボロバスに乗り
機械の街から忘れていたあの街へ
ゆっくりいこう ガタガタ揺られて昼寝でもしながら
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