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VAN手話講座
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作詞 Van |
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「こんばんは。VAN手話講座の時間です。」
生まれついての不公平が 僕らを蝕んでいく
一枚一枚剥がした殻が また彼女を覆っていく
爪は見る影も無く 指を滴る血を含む
初めのうちは知らなかった 声を掛けてやっと気づいた
彼女を縛る音の闇に 僕の姿はなかった
僕の恋人は 音の出ない楽器
不協和音でさえも 奏でられないよ無情
街を行く笑顔が みんな敵に見えた
僕には彼女の心も 支えられない
見渡す限り無の世界よ 僕らを許しておくれ
何度も何度も願った声も ただ彼女を傷つけてる
まさに本末転倒 そばに居られればいいはずが
初めのうちはぎこちなくて 「愛してる」も一苦労でさ
彼女のために音の闇に 腕を突っ込んでみたんだ
僕と彼女との 音の出ない会話
音の出ない言葉で 必死に伝える気持ち
街を行く他人に いくら笑われても
僕には彼女の言葉が 響く瞬間
「それでは、今日はこの辺で。さようなら。」
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