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充実
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| 作詞 ①組 |
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小学校低学年の時は、
中学生はヤンキーで怖くて、高校生は大人だと思ってた。
だけどどっちも違った。
確かに中学生になった途端に悪くなった人も結構\居たけど、
そんなに変わらなかった。
ただ、一年と三年の間は凄く差があると思った。
入り立ての一年坊にとって、三年生は大人だった。
みんながしっかりしていると思った。
でもいざ自分がなってみても
先輩みたいにはなれなくて
頼りないただの三年生でしかなかったと思う。
あたしの先輩もそうだったのかなぁ？
まだまだ子供だったのかなぁ？
でもそうは感じなかったけど･･･
そんなあたしも高校生になりました。
いよいよ大人です！？
やっぱり中身は小学生の時からあまり変わっていなくて
全然大人になんてなれてない。
実際なってみれば変わるかと思ったんだけどな･･･
しかも憧れだった高校生活は思ったよりも楽しくなくて
中学に戻りたいと何回も思った。
こんなに学校が楽しくないと感じた事はなかった。
でも毎日絶対一回は笑っている。
笑っているのだけど、心にぽっかり穴が開いたみたいに流れてしまって
思い出そうとしてもあんまり思い出せない。
きっと、あいつとあいつとあいつとあいつとあいつと･･･
みんなが居ないからだ。
毎日の登場人物が足りない。
会いたい人に会えないから心に穴が開いたみたいに感じるんだろうな。
今思えば中学生活は充実していたな。
部活にも入ってたし、好きな人も居たし、親友も居た。
好きな人とは部活も同じで、
席だって列を挟んだ隣で、とってもラッキーだったと思う。
たくさん話せて毎日がとっても充実してるって感じだった。
親友の君。
一度ダメになった関係だけど何とか復活したよね。
小１の時からの付き合いで、帰り道はいつも一緒。
毎日毎日会話がつきなくてとっても楽しかった。
本当に本当にあたしの中学生活は充実していたな。
何でもあった。
今のざまは何？
独りで先に進めなくて、足踏みばっかりして
どんどんみんなに抜かれちゃって、あたしどうしよう。
焦るばっかりで現状は変わらない。
どうしたいのかも分からない。
誰も助けてはくれない。
これは自分の問題。
一番分からない分野。
でも一つだけ、分からない中に一つだけはっきりしている事。
それはこのまま行ってもなんにも変わらないって事。
このままじゃダメなんだ。
このままじゃ充実した高校生活、
思い描いていた高校生活は送れないって事･･･
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