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Best Pitching
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| 作詞 柴（サイ） |
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疲れた
暑い
７回表\
またボールだ
ストライクが入らない
焦った
そのせいでまたボール
結局フォアボール
ノーコンなのは
みんな知ってるだろ？
そう言ってごまかそうとする
監督が立ち上がる
交代か・・・
『1』を背負ってるくせに
何やってんだか
自分が馬鹿だってのも
分かってるのに
引き下がれなくて
こんな自分を続けてる
ストライクだ
俺の代わりのピッチャー
焦った
みんなあのピッチャーを見てる
『1』を背負ってるのは俺だ
そう叫びたくなって
自分が馬鹿だってのも
分かってるのに
引き下がれなくて
ァィッの方が下手なんだ
でもそっちの方が
応援の声が集まる
ストライクが入っただけで
みんな「ナイピッチ」
何でだよ
『1』を背負ってるのは俺で
努力したんだ
叫びたい
俺の方が・・・・・
・・・何なんだろ・・・・
でも結局はそのピッチャーも打たれて
負け試合になった
俺は無言で下を向いていた
ァィッにみんな声をかけてる
「ナイピッチ」
ため息をつく
みんなの会話が止まった
気になって顔をあげた
「ナイピッチ」
みんな言ってきた
俺の方を向いて
何をいまさら
頑固の俺はそう思う
自分が馬鹿だったって
分かっているのに
引き下がれなくて
最後に相棒に聞かれた
「今日のピッチングも？」
もちろん
『Best Pitching』
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