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す べ て
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作詞 きなこ |
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この季節になると
やたら あなたのこと 思い出すよ
あの日
ふたりで見た 夕焼けも
ふたりで歩いた 細い駅の裏の道も
ふたりで飲んだ メロンソ\ーダも
ふたりでした 約束も
蝉の声と同時に 私に届く
あぁ 、 本当に 本当に
ただ 、 純粋な 想いだった
ただ 、 傍にいれれば 嬉しかった
あのころ
確かに あなたの
その
瞳も 唇も 耳も 腕も 掌も 足も
声も 言葉も 感触も 感情も
すべて 本当に すべて 私のものだったのに
確かに 私の
瞳も 唇も 耳も 腕も 掌も 足も
声も 言葉も 肌も 気持ちも
すべて あなたへ向けられたものだったのに
すべて あなただけを 求めていたのに
いつのまに ふたり
隙間ができて そこから 何かがズレて
こんなにも 離れ離れになってしまったの?
「 永遠だよ 」 って言ってくれた
あのころの あなたに
こんなことになるんだったら
もっと 触れていればよかったよ...
もっと 想い 伝えてればよかったよ...
押し倒してでも
強引でも
あなたと 繋がってればよかったよ...
なんて 思ってる事 あなたは笑って流すかな ?
あのころ 確かに 私のものだった
きみの それは
今 誰かの 手の中にあるんだね
きみの瞳も 唇も 耳も 腕も 掌も 足も
声も 言葉も 肌も 気持ちも
今は あの子の ものなんだね
もう 私のものじゃなくなったんだね...
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