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通学路
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作詞 いいいいーーーー! |
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重いリュックを背負って
電車の中 歩道の右端 フラフラ歩く
リュックの底はもう痛んでいて
光が透けて入るぐらい薄くなった
いつか体重計で重さを量ったら
針は10を指していた
教科書にノートに読書用の本も
弁当も体操服も何でもかんでも入れて
真っ直ぐ立つこともできないありさまさ
腰が曲がってるよって言われなきゃ気づかなかった
鏡でみるとなるほど曲がっていた
「こんな重いの持っていく価値ってあるの?」
「全部必要なんだよ 明日の学校で」
実は結構\不要物も入っているんだけど
面倒くさいといって放って手も付けなかった
旅と生活に必要なものも多い
今は邪魔だけどちゃんと僕の役に立ってる
学校で使うだけで歩くときは不要なんだけど
この重さで自分を戒められることもあるから
ちょっと不必要なものを
久しぶりにリュックから追放した
底が頼りない痛んだリュックを
見ていると自分を見ているようで
通学路に限った旅じゃなくて いつもどこかで重さは付きまとうだろう
その度に僕は自分を見直して再び歩き出すだろう
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