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アルビノレッド・コーン
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作詞 ●紫陽● |
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1月の日 ちっちゃく隠れるように
綿の中に入っていった
新しい友達
新しい家族
綺麗な真っ赤の模様と
滑らかな肌
整った顔 格好いいヤツ
愛嬌のない友達
無愛想な家族
たまに口元が上がってる
笑ってんのかな?
ネズミを喰らう エゲツないヤツ
そんなお前が大好きなんだ
愛嬌も愛想もない 俺とランチの区別もつかない
俺にないもの 俺の憧れ
真っ赤な瞳は 何を見ている?
冬の日は カゴから出すと
いつも俺の腹で寝ていた
夏の日は カゴから出すと
やたらティッシュ箱に入って行った
バカな友達
愛しい家族
あぁ部屋にクソ\してやがる
スッキリしたかよ?
俺のことなど まったくシカト
そんなお前が羨ましいんだ
知識や理性のない 俺とティシュの区別もつかない
俺の友達 俺の安らぎ
真っ赤な瞳で 何が見えてる?
そんなある日に お前は死んだ
カゴから逃げてドブにハマった
笑える事件に 俺は泣いた
悲しくないのに涙が出てた。
バカな友達
愛しい家族
実感がない 手の平には
死体があった
涙がただただ 流れていった
呼んでいたのか?この俺を
気付いてやれなかった
探していたのか? お前の家を
お前の姿が抜け殻なんだ
優雅でしなやかな お前の自慢の体だろう?
俺の友達 俺の・・・
真っ白な瞳は 悲しそうにみえた。
お前のカゴが抜け殻なんだ
いつも目で追っている 視界がにじむ
家を建てよう 暖かい場所
真っ赤な蝋燭 目印にして。
もぅ迷わないだろう?
お前とおそろいだから。
ゆっくり眠れ。ごめんな。ごめんな。
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