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火鳥風月
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作詞 Compell |
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青白く照らす月の夜に 舞い降りた欲望の炎
隠しきれない 煩悩がむきだしのまま
淡く焼け堕ちる ・・・・(※)
血塗られた その色っぽい顔に
ふと思わず 口付けをする
まるで魂を抜かれた人形のように
ぼろぼろに朽ち果てていく その羽をもぎとって
ただそばではためいてくれているだけでいいと
何も感じなくなった その瞳を赤く彩る
青白く光る恋心を映し出し はばたいた希望の炎
決して許されない 願望の音色にのせて
ただ見つめあうだけ
この世の果て無き迷路で
ただ共に終焉をつげる
風は偽りをまとい 呼び戻しに来る
有無さえわからない その運命をやみくもに
溶けながら弱弱しくなっていう炎のなかで
心の中の真実の目だけは こっちを見ていた
(※)
真っ暗な無風状態の冷めた土の上で またいつか
あの月の夜のように 赤くきらめく幻想を
遠のいていく意識の中で
ぬくもりさえも忘れていった
青白く照らす月の夜に 舞い降りたあるはずもない
魂と体 夜が明けるのさえ待てずに
心に焼きついた 火鳥風月
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