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君との距離
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作詞 恍惚の堕天使 |
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僕は君を幸せに出来たのかな・・・。
君の瞳の中で僕はどう映っていたのだろう。
「愛」なんて言葉では綺麗すぎる出来事もあったね。
障害も怒りも哀しみも全てを自分のせいにした僕がいた。
僕の心の鍵を懸命に探してくれた君がいた。
久しぶりに君に会った。
君にはもう「愛」する男性(ひと)がいるけど、
僕が君にプレゼントした優しさは君の中で輝いているよ。
そんな君が、遠く・・・遠すぎる存在になったのは何時かな。
君は「人は出会ったり別れたりする運命だ」って言っていたけど、
これが君の運命なら・・・。僕は・・・運命など信じはしない・・・。
僕が君と出会ったのは何時かな。
僕が君と別れたのは何時かな。
君の言う「運命」が信じられないこともあったね。
僕の心の鍵を見つけてくれた人を突き放した僕がいた。
僕の心の鍵を捨て、軽蔑した君がいた。
久しぶりに君と話した。
君の瞳にはもう僕の心の鍵を見つける事は出来ないけど、
君が僕にプレゼントしてくれた「愛」は僕の中で輝いているよ。
そんな君が遠く・・・遠すぎる存在になったのは何時かな。
君は「貴方と出会えた事は奇跡だ」って言っていたけど、
この結果が君の生んだ奇跡なら・・・。僕は奇跡など要らない。
今ここで、奇跡が起きるなら・・・。
君を・・・この世界に戻しても良いかな。
今・・・ここで・・・・・・。
君がここから消えたとき、君の声が聞こえた。
誰もいない筈の部屋から、君の気配がした。
別れた筈の君の声が、強く・・・強く!僕の心を打った。
君に感謝される権利なんて無い筈なのに・・・。
君は僕にそっとお礼を言いに来たね。
「私を忘れないでね」と君は僕に願いを託して・・・。
君の「死」を受け入れたら、君を忘れそうになるのが怖くて、
君の写真を引き出しから出した。
写真の君は笑っていた・・・。心の底から・・・。
「君ともう一度やり直したい」と伝える事も出来ないままで、
僕は君を失った。
君を失った日に、涙を思い出した。
悲しみ・・・怒り・・・恨み・・・妬み・・・全てを思い出した。
君の存在は僕の中で生きていくよ。
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