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君との距離
作詞 恍惚の堕天使
僕は君を幸せに出来たのかな・・・。
君の瞳の中で僕はどう映っていたのだろう。

「愛」なんて言葉では綺麗すぎる出来事もあったね。

障害も怒りも哀しみも全てを自分のせいにした僕がいた。
僕の心の鍵を懸命に探してくれた君がいた。

久しぶりに君に会った。
君にはもう「愛」する男性(ひと)がいるけど、
僕が君にプレゼントした優しさは君の中で輝いているよ。

そんな君が、遠く・・・遠すぎる存在になったのは何時かな。
君は「人は出会ったり別れたりする運命だ」って言っていたけど、
これが君の運命なら・・・。僕は・・・運命など信じはしない・・・。

僕が君と出会ったのは何時かな。
僕が君と別れたのは何時かな。

君の言う「運命」が信じられないこともあったね。

僕の心の鍵を見つけてくれた人を突き放した僕がいた。
僕の心の鍵を捨て、軽蔑した君がいた。

久しぶりに君と話した。
君の瞳にはもう僕の心の鍵を見つける事は出来ないけど、
君が僕にプレゼントしてくれた「愛」は僕の中で輝いているよ。

そんな君が遠く・・・遠すぎる存在になったのは何時かな。
君は「貴方と出会えた事は奇跡だ」って言っていたけど、
この結果が君の生んだ奇跡なら・・・。僕は奇跡など要らない。

今ここで、奇跡が起きるなら・・・。
君を・・・この世界に戻しても良いかな。
今・・・ここで・・・・・・。
君がここから消えたとき、君の声が聞こえた。
誰もいない筈の部屋から、君の気配がした。
別れた筈の君の声が、強く・・・強く!僕の心を打った。

君に感謝される権利なんて無い筈なのに・・・。
君は僕にそっとお礼を言いに来たね。
「私を忘れないでね」と君は僕に願いを託して・・・。

君の「死」を受け入れたら、君を忘れそうになるのが怖くて、
君の写真を引き出しから出した。

写真の君は笑っていた・・・。心の底から・・・。

「君ともう一度やり直したい」と伝える事も出来ないままで、
僕は君を失った。

君を失った日に、涙を思い出した。
悲しみ・・・怒り・・・恨み・・・妬み・・・全てを思い出した。

君の存在は僕の中で生きていくよ。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 君との距離
公開日 2005/06/27
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
コメント 過去に自分の恋人が逝去してしまったんです。この詩はその恋人が残してくれた最後のメッセージかなって思うんです。
恍惚の堕天使さんの情報
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