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空の光
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作詞 黒翼色 |
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夕日が全てを朱色に染めていく
まるで全てを呑み込んでしまうように
台地も生き物も建物も空も全てを
自分の色に染上げるように染める
大きな夕日が森に隠れていくように
ゆっくりと時間をかけて姿を消す
その姿はまるで消えたくないという意思表\示しているようで
この瞳に切なく消えていく夕日のようにこの瞳に映った
きっと太陽も月も同じように消えてしまうのだろうね
そして、また笑顔でこの空に光を与えてくれるのだろう
白く輝く太陽全てを朱色の染める夕日
ボンヤリと光る月は空の光と言えるだろう
その光が空の色を美しく鮮やかにする
空が綺麗なのはこのモノたちがいてくれるから
この光は、これらが崩壊しない限り存在する
たとえ、この地球が消えてしまっても
光があるから闇がある 闇があるから光がある
闇の中で僅かな光を求める者がこの世界に存在する
光の中で僅かな闇を求める者がこの世界に存在する
どちらか一つを失ったらどちらも失ってしまうことになる
もし、太陽や夕日、月が消えてしまったらもう二度と
光も闇も生まれないだろう そして、中途半端な色が
この世界全体をゆっくりと包みこんで染めるのだろう
言い表\せない不気味な色のまま時が過ぎていくのだろう
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