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臆 病
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作詞 きなこ |
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きみの その
小さな仕草だとか
「 まじで ? 」って口癖だとか
誰にでも 向けられる極上の笑顔だとか
瞬間 見せる真剣な顔つきだとか
他の人には 何とでもない 、
きみの すべてが
わたしの すべて なのよ
ただ 、 わたしは臆病だから
きみと 話したいって
この上なく強く 思うのに
そのとき きみが わたしの顔を見て 幻滅しないかって 、
わたしの 喋りかた 変なとこないかって 、
妙に 口元が緊張して うまく言えないかもって 、
つまんない 不安ばっかり 募るから
きみは すぐナナメ後ろに いるはずなのに
声 かけらんない 。
耳には 楽しそうに話す 、 きみと 誰か 。
ああ 、
遠くにいて 話せないことよりも
こんなに近くて 話せないことは
どうしてこんなに 苦しいんだろう 。
一歩 、 たった一歩 。
踏み出せば すむことなのに
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