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ガラスダマ
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作詞 遊兎 |
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暑い夏 ゆっくり日が射す中を歩いて帰る
夕暮れ時になっても 日は弱まることを知らず
僕の肌を 顔を照らしてる
時々 『カシャン』という音を立てる
ラムネの瓶 中のガラス玉がこっちを見てる
ガラス玉の音は 暑い気持ちを
どこかへ飛ばしてくれた
日の光がこぼれ ボクラを照らす
光は世界に平等で 皆、光を求めてるんだ
だから 自分の足元に 気づかず
歩いていってしまう
下を見ることも大切なんだと思う
誰かが下を見たとき 気づいてもらいたいから
『シタヲミルコトノタイセツサ』
だから 僕はガラス玉をここへ置いていくよ・・・
きっと誰かが見つけてくれるから
その日まで・・・
夕焼けの帰り道 暑さは一向に変わらない
手には 重たいかばん と
もう音のならない サイダーの瓶だ・・・
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