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あの子
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作詞 センポウ |
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あの子は吹奏楽部
丁度いい女の子らしさがいいのかな
男の子にモテる
あたしは剣道部
筋トレはかかさないからかな
男の子に怖がられる
あの子の声は可愛い
あたしも大好き
聞いてて心地いい声だよね
あたしの声はでかい
剣道ってね
とにかく奇声出して相手を威嚇しなきゃ駄目なんです
あの子はいい匂い
きつすぎない ふわっとした香り
女の子って感じだね
あたしは臭い
結構\きつい 汗のニオイ
仕方ないでしょ 防具が蒸れるんだから
部活の後
あたしは「暑い暑い」って嘆く
あの子は笑って「コレ使って?」と
いい匂いの制汗スプレーかしてくれる
「ありがとーっ!涼しい〜」
使用目的間違ってるかな
「ふふっ お疲れ様。」
あの子はいっつも笑ってる
なんで自分とその子をそんなに比べるのかって?
そんなのもちろん
恋してるからに決まってるでしょう
あ あの子が好きってわけじゃないよ
あたしが好きなのは 幼なじみのあいつ
あいつが好きなのは あの子
あの子が好きなのは あたし
好きっていうか 「憧れ」って言ってくれる
見事な三角関係
どうしようもない三角関係
あいつの気持ちは変わりそうにない
硬派だね そういうとこも好きよ
あたし 気持ちの伝え方とかわかんないの
力は強いけど 心は弱いから
砕けるのが怖いの
このままで満足できるわけないけど
何もできない
この気持ち
どうしたらいいんでしょう
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