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Drawing-君といた日々-
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作詞 GREG |
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動き出した車ん中
いつもより少し静かなんだ
助手席に座る君は
窓の向こうそっと眺めて
走り出して30分
君に好きだと伝えたあの日
海が近いこの公園は
君の泣き顔初めて見た日
「懐かしいね」と呟く君は
明日はもう隣にいないんだねと
僕の小さなこのキャンパスを
君といた時で塗りつぶそう
あふれだした涙を拭って
君が隣にいるこの幸せを
もっと長く感じていたいけど
どうすればいいのかわからない
涙の止め方がわからない
「午後7時をお知らせします」
小さくラジオから流れ始めた
君が好きだといったから
この曲は全部歌えるんだ
走り出して1時間
もう君の方向けなかった
涙必死にこらえていたから
多分君も泣いていたから
そしてついに車は止まる
誰もいない駐車場に君が降りる
僕の小さなこのキャンパスを
君といた時で塗りつぶしたけど
心の穴は埋まらないから
積み上げてきたその時間は
この瞬間で終わりをむかえる
心のコンパスをなくした
僕らの明日はどっちだ
ここで「さよなら」交し合おう
笑顔で手を振る自信がないから
繋いだ手離せなくなるから
そして君は空のむこうへと
少しずつ距離は広がる
もう還らない帰れない君といた日々・・・
君の小さなそのキャンパスは
はるか向こう飛行機の中
必死に手を振り涙流して
二度ともどらない温もりに
もうとどかないその声に
もっとたくさんずっと
触れていればよかったのに
僕の小さなこのキャンパスを
君といた時で塗りつぶそう
あふれだした涙を拭って
ここからわかれる道のりで
二度と交わらないその道のりで
その笑顔も
その心も
その小さな体も
幸せであるように
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