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少女の夢
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作詞 AYM(石丸歩) |
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「今日はきっと雨ね」と少女は言いました
それはよく晴れたある日の午後のこと
「雲なんてどこに?」と少年は訊きました
雨どころか曇りそうにもない青空
嘘をついた少女と嘘を信じた少年の小さなお話
「雨は傘がないとしのげないもの」と
少女は道行く人を指さして言いました
「あれはお日様の光が眩しいからさ」
木漏れ日が風に揺らめく夏の陽射し
蝉が鳴いている 草木の匂いがする
冷たいアイスを一口なめて、幸せ
先のことなんて誰にもわからないから きっと毎日が楽しいと思える
少女の言葉だって嘘かもしれないし やっぱり本当かもしれない
太陽が沈む頃に少女と少年はお別れだけど
明日も明後日もまた会えるから寂しくないね
夜は良い夢見て眠ろう
星が降ってきそう 静かな街の気色
誰もいない部屋に少女は、一人
先のことなんて誰にもわからないから きっと生きていくことができる
少女は少年と明日も会うけれど やっぱり夜は一人きり
いつか必ず迎えに来てくれるからその日まで待ってる
明日も明後日もずっといつまでも待ち続けるの
夢が叶うことを信じて
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