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shiney―\―\
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作詞 ***marie*** |
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この涙あふれる切なさも、
夜も眠れぬいとしさも、
私の想いのすべてがあなたのものだって、
それだけで、
なんだかすごくうれしかったの。
あなたの心はすり抜けて、
いつもひらひら手に入らなくて、
それでも私の心はあなたでいっぱい、
それだけで、
はかなく弱いつながりを感じていたの。
名前呼ぶ声――
頭につたわる手のぬくもり。
目前の笑顔―― 離れていく後姿。
すべてを思い出にできた今、
その輝きをやっと見れるようになったんだよ、
まぶしさに目を細めて。
あの忘れえぬ始まりの夏も、
あきらめきれなかった終わりの冬も、
私の想いはずっと変わっていなかった、
ただただ――
はかなく消え入りそうな希望を、
指をくわえて、涙をためて見つめることしかできなかった。
思い出の場所――
あなたの隣で笑ってる写真。
着信履歴――最後にきいた声。
すべてがもう過去のこと。
今はね、精一杯だった自分がほほえましく思えるんだよ、
――なみだはきっと無駄じゃなかったね。
あのころ、
毎日毎夜、あなたを想った涙はどれほどだろう。
今度は涙より、にやけて眠れない恋をするの。
ありがとう。
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