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それはある冬の事でした・・・。
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作詞 バタコ★ |
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それはある冬の事でした・・・。
白い手が赤く染まる程 寒い
あなた1人で頑張ってたね
誰よりも早く練習始めて
誰よりも長く練習してた
寒い冬だから 外に出る人は少なく
あなたの頑張ってる姿見た人は少ないと思う
みんな気ずいてないと思うけど・・・。
私・・・ちゃんと見てたよ・・・。
雨が降っても
雪が降っても
みんなズル休みしてても
文句1つ言わず 頑張ってたね・・・。
私・・・初めてあなたが1人で練習してる所見てから
ずっと見てるんだよ・・・。
学校も部活も毎日 同じ事の繰り返しで・・・。
退屈な毎日だった・・・。
そんな時 偶々 帰り道でグランドの横を通った
そこで初めて見た物・・・。
白い息を吐きながらひたすらバットを降ってるあなた
あなたと同じ部活の子はみんな帰ってるのに・・・
あなただけ残って 練習・・・。
普段チャラチャラしてるのに あんなに頑張って
ホレたくなくても ホレちゃうよ・・・。
ずるいよ・・・。
私 あの時カラずっとあなたの姿 目で追ってるよ
1回ボールを打てなかっただけで
すごく落ち込んで さらに練習頑張って
私は毎日グランドのベンチであなたを見てる
そんな私の所にボールが飛んで来ると
真面目に ちゃんと謝って・・・。
さらにホレっちゃって 本当にずるいよ・・・。
あなた・・・この寒い冬だって言うのに
手袋もしないで 素手でバット握って
その手はいつの間にか・・・
真っ赤で少しはれていた・・・。
息が真っ白 手が真っ赤
あなたはそんな事気にもしないで・・・
ズット練習してたね・・・。
人気のない部活だから
あなたが頑張ってる所見てる人は少ないけど・・・
私・・・あの時カラ今もズット
あなたの事見てるよ・・・。
誰よりも頑張ってるあなたをずっと・・・。
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