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SHIZEN
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作詞 黒翼色 |
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『空は何処を見ても同じだから皆見上げれば一緒だよ』
そんなこと今まで気にもとめなかったけど知らぬ土地で
あの青く果てしない空を見上げるとあの人が言っていたことを
思い出して考えた 天候は違ったりするけど空だということには
変わりなくて空は何処も一緒 どんなに離れていても繋がっている
寂しければ空を見上げればいい 何処かであの人も見上げているから
笑っていれば何処かであの人も笑ってくれてる そう信じていよう
見知らぬ土地の土を両足で踏みしめ、地図だけを頼りに進む
何の知識もない人間たちの集団は彷徨うように道を辿る
初めて見るもの、初めて触れるもの、初めて感じたこと
少しずつ知識を増やして、少しずつ謎を解明していって
知りたいことの答えを焦らずに見つけていけばいい
山の中心で目を閉じ、風の音に耳を傾けてみると聴こえてくる
囁くような消えてしまうような小さな声が耳の中へと入ってくる
存在する理由を生きる意味を求めるということの欲の深さを
風は何もかも知っている 世界を旅するものだから渡るものだから
風と手を合わせるように風のふく方向へ手をさしのべてみる
ゆっくりと身体の中に風が通っていく気がする 身体中を巡ってる
聴こえてくる 風が学んでいたことを風の知るすべてのことを今ここに
都会では車などの音によって掻き消されてしまう風の声を
大自然の中ではハッキリと風の声を聴き取ることができる
風の声は小さくて聴き取るのが難しくて困難ばかりだけど
聴ければきっとわかる 聴ければきっと納得できるから
風の囁く声を聴き分け、自然の声だけに耳を傾けて
大きな人と書いて大人と読む それは何故なんだろうか?
成人を迎えたら大人と言われているが、違うのではないか
大きな心を持った人間を大人と言うのではないのか
成人を迎えたって大人になるわけじゃない
心の中は子ども 外見は大人なんて変でしかない
山の中心で目を閉じ、風の音に耳を傾けてみると聴こえてくる
囁くような消えてしまうような小さな声が耳の中へと入ってくる
存在する理由を生きる意味を求めるということの欲の深さを
風は何もかも知っている 世界を旅するものだから渡るものだから
風と手を合わせるように風のふく方向へ手をさしのべてみる
風は教えてくれる 誰も知らない 誰も答えない あの質問の答えを
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