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温度
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作詞 まり子 |
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手のひらに雪をのせて にぎりしめると
とても冷たくて
それでもにぎりしめると
ぽかぽか あったかくなってくる
ちょっと誰かに似てるなって思えて
少し笑った
にぎりしめた雪は 水になって
ぽたぽた 落ちていった
開いた手には 何も
残っていなかった
やっぱり誰かに似てるなって思えて
また少し笑った
最初冷たかったはずなのに
だんだん温かくなったのは
私の手のひらで
決して雪ではなかった
雪はいつもでも冷たくて
変わることなく冷たい
何も残ってない私の手は
だんだん冷たくなっていった
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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